10月1日からの消費税率10％引き上げについて、まめわざでの対応方法をご説明いたします。

消費税率は、物販であれば商品の発送日（＝商品が引き渡された日）、サービスであれば役務が提供された日、によって変動します。
まめわざのネットショップ機能を利用されている場合は、発送日を想定した説明が必要となります。
宿泊予約フォームを利用されている場合は、サービスが提供される日を想定した説明が必要となります。
適用条件が難しい経過措置など他のルールもありますので、詳しくはネット検索でお調べ願います。

最もシンプルなのは、10月1日の増税日にまめわざのシステムで料金を差し替えることです。シンプルかつ万能です。
注文・予約・決済が9月30日以前、商品・役務の提供が10月1日以降となり、請求額・決済額と実額が一致しなくなる場合があります。
そうしたケースでは、1つずつ再請求・追加請求をすることも可能ですし、以下のように実質値引きをして処理することも可能です。

例）
商品　10,000円
8％税　800円
計　10,800円
↓
商品　9,819円（181円特別値引き）
10%税　981円
計　10,800円

2％の増税分の割引が重大な損失か、損失を出さないために実施する事前・事後の業務が損失の額に見合うか、を検討して対応しましょう。

まめわざで税別設定があるのは、宿泊予約フォームのみです。
以下で、各機能を利用されている場合、どのように税率変動に対応するか例を交えてご説明いたします。

宿泊予約フォームの「プラン・料金」欄で料金計算機能を利用されている場合は、設定欄で税別・税込を設定できます。
税別・税込で対応方法が異なりますので、以下それぞれの場合について説明します。

税別で利用されている場合は、宿泊料の自動計算に消費税欄が表示されます。
消費税は、10月1日以降のチェックイン日の場合は10％、以前の場合は8％で自動計算されます。
ホームページ管理者の皆様の方で必要な作業はございません。

10月1日から料金が変わらない場合（実質値引きの場合）は対応不要です。料金が変わる場合は、手動で料金の差し替えが必要です。
以下3つ対処方法をご案内いたします。

注文フォームは税込表示のため、手動で料金の差し替えが必要です。
必要に応じて、注文フォームを複製して一方の料金を変更し、9月30日以前・10月1日以降とフォームの使い分けをお願いすることで対応願います。

買い物フォームは税別の計算機能はありません。
料金を設定する商品ブロック（税込み表示）の料金を手動で差し替える必要があります。
必要に応じて、商品ブロックを複製して一方の料金を変更し、9月30日以前・10月1日以降と商品ブロック（「かごに追加」ボタン）の使い分けをお願いすることで対応願います。

カード決済フォームは決済データの登録時に決済金額を設定します。
消費税率の設定や、消費税を加算する機能はありません。
必要に応じて、決済前であれば再計算をして再請求、決済後であれば増税2％分を事前登録型カード決済フォームで追加請求して対応願います。

サロン予約フォームには料金計算がありません。
料金を表示している場合は、手動で対応願います。

いずれも手動で差し替えが必要です。
10月1日に作業をするのが大変な場合は、以下の手順で事前準備をして対応することも可能です。

１．
ページ一覧で、ページを複製します。
複製したページは「下書き」（＝非公開）となっているので、そのままで料金を差し替えます。

２．
10月1日に、ページ一覧の「設定」で旧料金のページを「下書き」に設定し、新料金のページの「下書き」を解除します。

同じくページ一覧の「設定」で、アドレスを変更できます。

例えばアドレスが「about」だった場合、旧料金のページをabout-oldとしてから、新料金ページをaboutにすると、アドレスも引き継げます。

まめわざの利用料金は、10月1日以降ご契約分からは税率10％が適用となります。
ただし、すでに請求したものについては、請求額でお支払いいただけます。この場合は、上記したように、実質値引きで対応させていただきます。