トーナメント作成機能を大幅リニューアル

優勝者の表示や構造設定機能の改善など、トーナメント機能をリニューアルしました。
改善点や新しい機能を説明します。

直感的にトーナメント構造を作成

トーナメント構造(分岐数・形状)の設定機能を新設しました。
シンプルに分岐を無制限につなげることで構造が作れます。

更に、「出場者数で変換」を使えば、出場者数から構造をすぐに仮作成できます。その構造をベースにシードの位置を変えるなど微調整することで時短・省力化が可能です。

これまでは、上層・下層の2層を繋げる構築方法で、予め構造を考えてから作成する必要がありました。今回の機能は、より直感的に、事前準備不要で構造が作れます。

構造の自由度がアップ

新機能により、トーナメントの形状は完全に自由に設計可能となりました。
次図のような極端なトーナメント(2003年の高校サッカー長崎大会の伝説のトーナメント表)も可能です。

また、出場者数の制限がなくなり、膨大なトーナメント表の作成も可能になりました。
ただし、現実的に100以上の出場者ではパソコンの大画面でも見づらいため、分割表示をおすすめします。

優勝者の入力欄を追加

優勝者の表示欄を追加しました。
優勝者の表示のほか、大会の名称や「決勝トーナメントへ」と案内を表記するなど、様々な用途に利用できます。

出場者名の一括コピーが可能に

改行で区切られた出場者名を一括で入力可能になりました。

「出場者数に合わせて構造も変える」のオプションを使えば、出場者数に過不足のないトーナメント構造への変換も一括で可能です。

向きの反転が可能に

トーナメントは標準で左が初戦・右が決勝になるよう右向きで作成されます。
「左向き」をチェックすることで、これを反転することが可能となりました。
出場者数が多い場合は、左右逆向きのトーナメントを並列に配置すると、コンパクトに表現が可能です。
尚、左右トーナメントの先の決勝戦は別途トーナメントの設置が必要です。

主役はだれ?出場者の強調が可能に

出場者の強調表示が可能になりました。
優勝者や自チームを目立たせる目的で利用できます。

その他の改善点

標準の横幅を最小に

これまでトーナメントの横幅=ブロックの横幅でした。出場者名の横幅が最大化されてスペースを埋めていました。
今回の変更により、出場者名とトーナメント全体の横幅は最小化され、左右にスペースが空くようになりました。
尚、装飾機能により、従来の最大横幅での表示も可能です。

また、一定の条件で発生していたトーナメントの線がはみ出す不具合が解消されました。

背景が透過になり、装飾も充実化

トーナメントの描写方法の変更により、装飾でできることが次の用に増えました。

ビフォーアフター
背景色の透過×
線の色
太線と連動
太線の色×
出場者の横幅×
出場者の枠・背景一部のみ可各種可
優勝者の装飾なし
縦書きなどもあり

選ぶだけで使えるパパっと装飾の雛形も次図のように複数用意しています。