ポップ風・手書き風も!日本語ウェブフォント数が増加

ウェブフォントに日本語の字体43種類が追加されました。
追加された字体と使い方を紹介します。

追加された字体

日本語の字体が43種類追加されました。
これまでになかったポップな字体や、手書き風の字体などが増え、豊かな表現が可能となりました。

↑以前から選べた8種類を含んだ計51種類のリストです。こちらのGoogle Fontsのページで詳細説明の確認、プレビュー(表示確認)ができます。

おさらい~ウェブフォントとは?

フォント(字体)はパソコン・スマホなどに内包されていますが、iOS(iPhone)・Android・Windows・MacなどOS(基本システム)とそのバージョンの違いにより利用できるフォントが異なります。
そのため、一般的にはゴシック体を使うことで、なるべく同じように表示できるよう配慮しています。

一方、ホームページを閲覧する際に、フォントそのものをダウンロードさせて表示するのが「ウェブフォント」です。
これにより、端末の差異を考慮せずに字体が利用できます。
まめわざでは2020年2月に利用可能となりました → 字体が爆増!拡張字体「ウェブフォント」(ブログ記事)。

まめわざでは、ウェうフォントの提供・ダウンロード元として、無料のウェブフォントサービス「Google Fonts」を利用しています。
Google Fontsは、著作権フリーの字体をGoogleの強力なサーバーから安定供給しているのが特徴です。

2020年2月のまめわざ導入時のGoogle Fontsは、英語(欧文フォント)が576種類、日本語(和文フォント)は8種類、と英語が多数を占めました。
以降、日本語の字体が増え、今回の更新では日本語43種類の追加となりました。

使い方

文字選択欄(装飾・文章の一部分の装飾・デザイン)の「その他」で字体を選ぶことで利用可能です。

ホームページ全体に適用する=標準の字体とする

「デザイン」で字体を設定することで、ホームページ全体に適用される標準字体として設定できます。

見出しなど一部で使う

「装飾」で字体を設定することで、ロゴだけ、見出しだけ、などホームページの一部に利用できます。

7,000文字

種類が増えると重くなる → 0~2種類が適切です

英語フォントは、アルファベットは大文字・小文字が各26文字ですので、数字や記号などを含めても字種は100程度です。
一方、漢字・ひらがな・カタカナを含む日本語フォントの字種は約7,000に及びます。

ウェブフォントは、ホームページ内で使っている文字だけではなく、全文字をダウンロードする必要があります
日本語フォントはファイルサイズにして3~4MBの容量となり、一般的な音質・曲長の音楽ファイル(MP3)と同等サイズとなります。
全閲覧者に、MP3相当のファイルのダウンロードを強要することになるため、通信負荷には注意が必要です。

まめわざでは、複数の日本語フォントを併用することが可能ですが、日本語フォントは標準字体を決めて1種類にするか、せいぜい2種類程度に抑えるのが得策です。

製作者に感謝を

7,000文字を作成する作業の大変さを想像してみてください。
そんな和文フォントを作成し、Google Fontsから無料で利用させてくれる製作者の皆様に、最大限の感謝をいたします。
ありがとうございます!
皆さんも、気に入った字体があったら、製作者のホームページを探して、お礼や支援を検討してみてください。