画像ブロックの新機能:切抜表示と自動スライド

画像ブロックにアップした画像の位置・拡大率・枠サイズの微調整が可能になり、画像の切り抜きの自由度がアップしました。
また、スライドの方式を見直し、自動スライド機能を追加しました。
画像ブロックの新機能を説明します。

画像の切り抜き(位置・拡大率・枠サイズの調整)

次図のように、画像の一部を切り抜いて表示できるようになりました。

枠サイズの設定により表示域を調整し、位置・拡大率の設定により画像の表示部分を調整します。

枠サイズ

文字通り画像の表示枠のサイズを設定します。画像ブロックには複数の枠が設定できますが、枠ごとに個別に枠サイズを設定可能です(1つの枠内に複数画像がある場合、画像ごとには設定できません)。

枠サイズの設定

画像を編集する際、右下側に表示される斜め矢印アイコンの持ち手を上下左右にドラッグして調整します。
画像表示設定で「切抜」を設定している場合は、持ち手は中央付近に表示されます。

上下で縦方向、左右で横方向を5%単位で設定できます。

枠サイズのリセット

枠のサイズは、画像表示設定の「縦横比」と「画像サイズ」を選ぶことでも設定が可能です。
これらを選択すると、持ち手での設定はリセット(上書き)されます。

位置と拡大率

画像を拡大・縮小し、画像を移動して表示位置を調整します。

位置と拡大率の設定

画像を編集する際、上側に表示される十字矢印アイコンと虫眼鏡アイコンの持ち手をドラッグして調整します。

拡大率は、画像の高さが表示域に対して120・110・100・90・・・10%に近づくと持ち手が吸い付くように移動します。
同じく位置は、画像の左右中央端・上下中央端に近づくと持ち手が吸い付くように自動します。

画像表示設定で「縦横比」が「元画像」の場合は、これが「正方形」(初期設定)に自動変換されます(元画像では調整できないため)。

位置と拡大率のリセット

「枠内を編集」を押すと、リセット用のチェックボックスが表示されます。これをチェックしてOKすると位置と拡大率がリセットされます。

切り抜きの注意点

画像の表示域を調整する機能であり、画像を実際に切り抜く(トリミングする)機能ではありません。
そのため、表示域の外側の領域も画像データとしては残ります。
表示域の外側を隠す(非公開にする)目的では、本機能は有効ではありません。

画像ブロックのスライド

画像ブロックのスライド表示を見直しました。

これまでは「スライド」「スライド(画像目次付)」の2種類から選べましたが、画像目次の無い「スライド」を除外し、「スライド(画像目次付)」のみに統一して、名称を「スライド」としました。
また画像目次の表示方法を変更し、広く普及しているドット型のガイドを利用することとしました。

加えて、自動スライドを新設しました。
文字通り、スライドが自動送りになる表示方法です。

利用例

スライド

新仕様のスライドでは、下部にドット型のガイドが表示されます。
パソコンでは、ドットにマウスを当てると画像が確認できます。

自動スライド

自動スライドは、3秒毎に画像を自動送りします。
最大10枚までスライドに対応しています。

春夏秋冬の景色

スライド機能の使い方

1つの枠に複数画像がある場合、画像表示設定の「複数画像の配置」欄で「スライド」または「自動スライド」を選ぶことで利用できます。

画像ブロックには複数の枠が設定可能で、また1つの枠には複数の画像が設定できます。
スライドの対象は、複数の枠ではなく、1つの枠内の複数の画像ですので注意が必要です。

既存のスライドを新仕様に対応させる

画像目次のない旧スライドは、一度編集することで(中身を変えなくても)、新仕様のスライドに変換されます。
旧スライド(画像目次付)は、自動で新仕様に対応しますが、ドットにマウスを当てた際に画像が表示されません。こちらも一度編集することで(中身を変えなくても)、ドットにマウスを当てた際のアクションに対応します。

2021/11/15