手軽に使える注文フォームがカード払いに対応しました。使い方を解説します。
注文フォームは、商品の紹介と数量選択欄、名前・住所などの任意の入力欄を1つのフォーム内に設定可能で、導入が簡単でシンプルな機能です。
5月にコロナ禍での需要を考慮し、テイクアウトやデリバリーに使いやすいよう注文フォームをリニューアルしました(こちらの記事)。
今回、その際に対応していなかったカード決済機能にも対応し、シンプルながら多様な使い方が可能になりました。
まめわざでのカード決済は、カード決済代行サービスPAY.JPを利用しています。カード情報がPAY.JP側にだけ残るため、情報の取り扱いにかかるリスクを回避できます。
決済手数料が安く、国内で普及するJCBにも対応するおすすめのサービスです。
利用するには、PAY.JPへの登録と審査が必要です。
まめわざに登録後、ヘルプを参考にしてPAY.JPに登録し、すぐにカード決済のテストを行えます。
テスト環境でページを作成してから審査を申請し、通過すればすぐにカード決済が利用できます。
注文フォームのメイン設定欄となる「ご注文」の「支払方法」欄に「クレジットカード決済」のチェック欄が追加されています。これをチェックして、「カード決済の環境(テスト⇔本番)」欄を「テスト」にすればすぐにテスト決済が可能です(審査通過後は「本番」に要切替)。
テストには、PAY.JPのページにあるテストカードを利用しましょう。
「カード決済の環境(テスト⇔本番)」が「テスト前」の場合はテスト決済ができません。PAY.JPに登録し、テスト用の秘密鍵・公開鍵を取得し、まめわざの管理ページの右上の「≡」→その他の設定→カード決済と進んで、これらを設定してください。
注文フォームは在庫管理ができません(自動で在庫が減算されず、いつまでも売り切れになりません)。
よって、例えばハンドメイドなど量販品でない場合は、在庫切れ商品をカード決済される可能性があります。
カード決済の返金はPAY.JP上で簡単に行えますが、店舗の信頼にも繋がるため、おすすめできません。
そのような商品を扱う場合は、在庫管理ができる買い物フォームの方をおすすめします。
まめわざには、ネット注文用のフォームとして「買い物フォーム」と「注文フォーム」の2つがあります。下表のような相違点があります。
レジ機能 | 商品の表示 | 買い物カゴ | 在庫管理 | |
---|---|---|---|---|
注文フォーム | 注文フォーム | ×(不要) | × | |
買い物フォーム | 買い物フォーム | 商品ブロック | ○(必要) | ○ |
注文フォームはレジ機能と商品の表示を両方含む一体型で、買い物フォームはこれらが別々です。
買い物フォームでは、商品の表示を別のブロックで行うため、商品ページを別ページにするなど、説明にスペースを自由に割けます。
一方、注文フォームでは、「商品名」「単価」「画像(任意)」など決まった項目だけで商品の表示を行います。
しかし、注文フォームの前後左右には自由にスペースを設けられますので、実は買い物フォームと遜色なく説明にスペースを割けます。
注文フォームがカード決済に対応したことで、2つのフォームの違いがまた1つ減りました。
どちらのフォームを使うかの判断は次の手順をおすすめします。