Googleのホームページ翻訳機能を簡単に追加できる言語選択ブロックを追加しました。
まめわざのホームページを簡単に他言語対応化できます。
導入はとても簡単です。いつも通り「+」マークのあるところから新ブロックを追加し、「▼もっと」を押して「外部・SNS」を選び、「言語選択」を押します。
言語選択欄で翻訳希望の言語を選びます。「すべての言語」を選ぶと、Google翻訳が提供する全ての言語が表示されます。2017年3月現在で対象言語は100を超えています。
こちらのホームページ登録ページ(不動産・住宅関連の方はこちら、宿泊施設の方はこちら)で、ステップ2(2ページ目)の任意設定項目の中に、翻訳機能の設定欄があります。ここで翻訳対象の言語を選ぶと、ホームページ作成時に自動的に言語選択欄が設置されます。
日本政府観光局が公表する訪日外国人のデータを2016年の国別で集計し、ランキング形式に並び替えたものが以下です。
国 | 人数 | 割合(対全体) |
---|---|---|
1.中国 | 6,372,948 | 26.5 % |
2.韓国 | 5,090,302 | 21.2 % |
3.台湾 | 4,167,504 | 17.3 % |
4.香港 | 1,839,189 | 7.7 % |
5.米国 | 1,242,702 | 5.2 % |
6.タイ | 901,458 | 3.7 % |
7.豪州 | 445,237 | 1.9 % |
8.マレーシア | 394,262 | 1.6 % |
9.シンガポール | 361,804 | 1.5 % |
10.フィリピン | 347,860 | 1.4 % |
11.英国 | 292,457 | 1.2 % |
12.カナダ | 273,211 | 1.1 % |
13.インドネシア | 270,947 | 1.1 % |
14.フランス | 253,445 | 1.1 % |
15.ベトナム | 233,763 | 1.0 % |
16.ドイツ | 183,287 | 0.8 % |
17.インド | 123,007 | 0.5 % |
18.イタリア | 119,252 | 0.5 % |
19.マカオ | 99,398 | 0.4 % |
20.スペイン | 91,849 | 0.4 % |
全体 | 24,039,053 | 100.0 % |
対象 | 人数 | 割合(対全体) |
---|---|---|
トップ3の合計 | 15,630,754 | 65.0 % |
トップ5の合計 | 18,712,645 | 77.8 % |
トップ10の合計 | 21,163,266 | 88.0 % |
トップ20の合計 | 23,103,882 | 96.1 % |
全体 | 24,039,053 | 100.0 % |
このトップ20の合計が全体の96.1%と極めて大きな割合を占めています。
トップ3が突出しており、トップ5で8割弱に上る偏りが特徴的です。
複数の公用語があったり、公用語と一般に浸透している言語が違っている国がありますが、ここでは次の仮説の下に集計します。
以上の仮説から、香港は中国語(繁体)と英語、シンガポールは中国語(簡体)と英語、マレーシアはマレー語と英語がそれぞれ100%使えるとして集計すると、訪日外国人の言語別ランキングは次のようになります。
言語 | 割合(対全体) |
---|---|
中国語(簡体) | 28.0 % |
中国語(繁体) | 25.4 % |
英語 | 21.6 % |
韓国語 | 21.2 % |
タイ語 | 3.7 % |
マレー語 | 1.6 % |
インドネシア語 | 1.1 % |
フランス語 | 1.1 % |
ベトナム語 | 1.0 % |
ドイツ語 | 0.8 % |
ヒンディー語 | 0.5 % |
イタリア語 | 0.5 % |
ポルトガル語 | 0.4 % |
スペイン語 | 0.4 % |
ここでも上位による偏重の傾向が見られます。
まめわざではこの結果を踏まえ、選択欄を見やすくする目的で、これらの上位言語だけを選択欄に設け、その他は「すべての言語」を選んだ場合に表示されるようにルール設定しました。
中国語には、識字率の改善を目し簡略化した簡体と、旧来の繁体があり、以下のように利用地域が異なります。
これらの一方を理解していると、もう一方も理解できるのか、という疑問ですが、以下のように難し場合もあるようです。
このような現状を鑑み、Googleをはじめ各種翻訳機能が簡体・繁体の両方を提供していることを考えれば、
中国語の翻訳機能を提供するならば両方を用意したほうが良い、と言えるでしょう。
全く話せない言語の翻訳機能を設けて訪日外国人に宣伝しても、実際に来店があった場合に話せないから意味がない、と考える方もおられると思います。これが当てはまる業種もあるでしょう。
一方で、スマホの翻訳アプリ・ジェスチャー・訪日外国人の日本語の予習のあわせ技で意思の疎通を図れそうな場合は、翻訳機能を積極的に活用し、ワールドワイドに宣伝に一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。東京オリンピックを控え、訪日外国人数が伸びている現状を考えると、挑戦するのにとても良い機会です。
まめわざなら、一度お試しいただいた後に、すぐに言語選択ブロックを削除できるので、気軽にトライできます。