宿泊予約フォームの料金計算を改良

まめわざの宿泊予約フォームは、昨年の更新により空室管理に対応しました。
この時、付随して用意した料金計算機能は機能が不十分でしたので、今回これを改良し、細かな料金設定ができるようになりました。ここでは、新しくなった料金計算機能の特徴と使い方を説明します。

まめわざの宿泊予約フォームの特徴のおさらい

まめわざの宿泊予約フォームは、「予約システム」の大掛かりなイメージを払拭し、手軽さを重視しています。
予約者が手軽に予約できる、ホームページの管理者が手軽に管理できる、ことを目指しています。

料金計算機能の特徴

料金を「1室あたり」または「1人あたり」の設定可

次表のように用途に合わせて「1室あたり」か「1人あたり」を選択出来ます。

料金設定方法利用例
1室あたり室料を設定
人数に応じた加算設定も可
コテージ・貸別荘などルームチャージ型の場合
1人あたり料金/人を人数別に設定旅館など人数によって料金が変わる場合

土曜・特別日の料金

課金対象により料金表が表示されます。料金はこれらの料金表の中に直接入力します。
料金表は、基本料金のほか「土曜・休前休日」「指定日」を別々に設定できます。

指定日は、下部の指定日の選択から、カレンダーで日付を複数選んで設定できます。GW・夏季休暇・冬季休暇期間の特別料金などを設定するのに適しています。

休前休日とは?

土曜日を休日として、休日の1日前の休日を指します。
土曜日は全て該当し、金曜が祝日の場合の金曜、月曜が祝日の場合の月曜も該当します。
一方、連休ではない祝日の場合は、前日の平日は該当しません。

子供料金・別料金

人数選択欄で「子供料金・別料金」をチェックすると、料金の入力欄が大人とは別に用意されます。
人数の選択肢は自由に設定できるので、「幼児(食事あり)」「幼児(食事なし)」「ペット」など様々な使い方ができます。

選べない組合せの設定

料金表の料金入力欄を空にすることで、下記例のように人数×部屋×プランで選べない組合せを設定し、予約受け付け制限できます。

  • 「〇〇プラン(3名から)」というプランで1~2名の料金入力欄を空にすることで人数制限
  • ドミトリーの「子供」「幼児」の欄を空にすることで、大人だけの予約を受け付け

料金計算機能の設定方法

宿泊予約フォームを新たに追加する場合は、「+」ボタンから新ブロックを追加し、「▼もっと」を選択、「予約」の「宿泊予約フォーム」を選びます。
設定は宿泊予約フォームの上の「編集」ボタンを押して表示される設定ウィンドウで行います。

料金計算機能が動作する条件と準備

  • 料金は部屋毎に設定するため、「部屋」の選択欄が必要です。
  • 日付によって料金を変動させる場合は、「宿泊日・宿泊日数」欄が必要です。
  • 人数別の料金(料金/1人)を設定する場合は、「人数」の選択欄が必要です。

以上から、まずは少なくとも部屋の選択欄を設ける必要があります。
次に、必要に応じて「宿泊日・宿泊日数」「人数」欄をオンにします。
その上で、「プラン・料金」欄で料金を設定します。

「プラン・料金」欄の設定方法

「プラン・料金」欄で以下を設定します。

  • プラン名
  • 課金対象(「料金/1人」「料金/1室」から選択)
  • 料金表
  • 税込・税別のチェック
  • 指定日の設定
  • その他、入力欄の表記と付記(他のフォーム項目と同じ)

料金表は常時表示されている「基本料金」のほか、「土曜・休前休日」「指定日」を設定できます(チェックボックスからオン)。

選べない組合せを設定する場合は、料金の欄を空欄にします。これにより人数と部屋の組み合わせによってエラーが表示され予約を受け付けなくなります。
一方、入力欄を「0」にすると、自動計算には表示されなくなりますが予約は受け付けます。

指定日は、下部の指定日の選択から、カレンダーで日付を複数選んで設定できます。GW・夏季休暇・冬季休暇期間の特別料金などを設定するのに適しています。

その他の変更点

定員の下限が設定できるようになりました。
これにより、定員下限より少ない場合に定員外のエラーを表示して予約受付を制限できます。
「料金/1人」の料金設定をする場合は、定員外の料金入力欄は無効になり入力ができなくなります。

こんな使い方

利用例を刷新しました。
宿泊日・宿泊日数・部屋・人数・プランなどを変更することで、自動計算が変化するのをご確認いただけます。
全てのフォームはテスト送信をすると、入力したメールアドレスにコピーが送信されますので、お気軽にお試しください。

2017/5/19