ムームーメールとさくらメールボックスの比較・さくら各サーバーとの併用方法

独自ドメインメールあれこれ

まめわざでは、独自ドメイン・独自ドメインメールの契約はご自身で行っていただけるため、選択が可能です。
ここでは、安価で使いやすいおすすめのメールサービスを2つ比較形式でご紹介いたします。

また、さくらインターネットの提供する各サーバーと合わせて、ムームーメールやさくらメールボックスを使用する場合、組み合わせによって設定が必要になる場合があるため、合わせて説明いたします。
尚、まめわざをご利用の場合は、ここで説明するような設定は不要です。

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ムームーメールとさくらメールボックスの比較

ムームーメールさくらメールボックス
利用料(税抜)*1600円/年
50円/月
952円/年
79円/月
ディスク容量30GB10GB
マルチドメイン20個20個
メールアドレス数無制限無制限
ウィルスチェック
ウェブメール
自動返信×
メーリングリスト×
「+」つき拡張メールアドレス*2×
ドメイン毎の同名ユーザー指定*3×
ドメイン管理会社選択の自由*4×

*1) 2015年5月15日時点の料金です。さくらメールボックスは税込表記を2015年5月15日時点の消費税率8%で除した値です。

特に違いがあるのは、メーリングリストの有無、「+」つき拡張メールアドレス、ドメイン毎の同名ユーザー指定、ドメイン管理会社の選択自由度の4つが挙げられます。メーリングリスト以外の3点について下記で説明します。

  • *2) 「+」つき拡張メールアドレス
    taro@example.comというメールアドレスがある場合、taro+○○@example.comという拡張メールアドレスを、設定不要で利用できる機能です。GMailなどで標準提供されている機能ですが、人によってはニーズがあるかと思います。
  • *3) ドメイン毎の同名ユーザー指定
    マルチドメインでexample.comとexample.netの2つのドメインを利用している場合、
    ムームーメールでは info@example.com ≠ info@example.net となるのに対し、
    さくらメールボックスでは info@example.com = info@example.net となります。
    後者では、例えば
    info@example.comとtaro@example.netを使用している場合、
    taro@example.comとinfo@example.netも強制的に受信可能になります。
    マルチドメイン利用の場合に問題になる可能性があります。
  • *4) ドメイン管理会社選択の自由
    ムームーメールはムームードメインによるサービスのため、ムームードメインの利用が必須です。別のドメイン管理会社を利用している場合はドメインの移管が必須です。

この3点は、人によっては選択の決め手になりうる要素ですのでご注意ください。

ムームーメールとさくら各サーバーを併用する場合

ムームードメイン内に

「ドメインをムームーメールで利用するにはネームサーバ設定変更よりネームサーバを「ムームーDNS」に設定してください。 」

とあるように、ムームーメールを利用するにはムームーDNSをONにする必要があります。
これまで、ムームードメインのネームサーバ設定で、「GMOペパボ以外 のネームサーバを使用する」にさくらインターネットのネームサーバー
ns1.dns.ne.jp
ns2.dns.ne.jp
を設定していた場合は、以下のように変更が必要です。

  • 事前準備)ムームーメール契約、さくら各サーバーのIPアドレスを確認(さくらインターネットのコントロールパネル内や、契約時のメール内に記載あり)
  • ムームードメインの管理ページで、「ネームサーバ設定変更」をクリックし、対象ドメインをクリック
  • ムームーDNSを選択(ムームーDNSがグレーアウトしている場合は、まず左の「ムームーDNS」をクリックして、対象ドメインの「利用する」ボタンをクリック)
  • ムームーDNSのページで、対象ドメインをクリックし、確認しておいたさくら各サーバーのIPアドレスを入力(右図参照)
  • ムームーメールの「メールアドレス一覧」ページで「メールアドレス作成」をクリック
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さくらVPSとさくらメールボックスを併用する方法その1

さくらVPSで独自ドメインを利用する場合は、さくらのネームサーバーサービスを利用します。
このネームサーバー設定は同時にさくらのレンタルサーバやメールボックスなどからも一方通行で設定されます(ネームサーバーサービス上で編集不可)。
ウェブをVPS、メールをメールボックス、という設定をするために、さくらメールボックスからドメイン設定をしているのに、ネームサーバーサービス上で編集を可能にする方法がないか試行錯誤したところ、方法がありましたのでご紹介いたします。

まずは以下の手順を守ってドメインを設定します(example.comを自分のドメインに読み替えてください)。

  • さくらのネームサーバーサービスで「ネームサーバ新規登録」をクリックし、example.comを追加。
    ただし、追加したドメインのネームサーバー設定は空のまま、何もしない。
  • さくらメールボックスのコントロールパネルの「ドメイン設定」からexample.comを追加。
  • さくらのネームサーバーサービスに戻り、example.comの設定を以下のように変更(通常は設定ができなくなっているのに、1を経ることで可能になる)。
処理エントリ名タイプ( 種別)データ(値)
削除@AメールボックスのIPアドレス
削除@MX10 @
任意(削除orそのまま)wwwCNAME@
削除mailCNAME@
任意(削除orそのまま)ftpCNAME@
追加@AVPSのIPアドレス
追加@MX10 mail.example.com.
追加mailAメールボックスのIPアドレス

実際の画面で以下のようになります。example.comの後にドットが入ることにご注意ください。

この例では、wwwとftpは削除しています。

以上でDNS設定が浸透すれば、さくらVPSとさくらメールボックスの併用が可能になるはずです。
2015年9月24日追記)尚、MXレコードを追加する際に「 Aレコードで、指定されたホストに対するIPアドレスを設定して下さい。」というエラーが出る場合がありますが、この場合はまずMXレコード以外を登録し、時間をおいてからMXレコードを追加するとエラーが出ません。

さくらVPSとさくらメールボックスを併用する方法その2

その1では、さくらのネームサーバーを利用する方法でしたが、ドメイン管理会社が提供するネームサーバー機能(ここではムームーDNSとする)を利用する場合は、もう少し簡単に設定ができます。
さくらメールボックスでドメインを追加し、ムームーDNSで以下を入力します。

エントリ名タイプ(種別)データ(値)
AVPSのIPアドレス
mailAメールボックスのIPアドレス
MX10 mail.example.com.
wwwAVPSのIPアドレス
ftpAVPSのIPアドレス

後のwww/ftpは任意です。上記同様にexample.comの後のドットに気を付けてください。
ムームードメインの場合は右図のようになります(ムームードメインでは、comの後のドットは不要)。

おわりに)掲載内容に誤りがありましたら、お手数ですが下記のお問合せよりご教示願います。

2015/5/15